社長の戯言 ~文化祭と花粉~
明日は文化祭!
それこそ私も初めて人前でバンド演奏をしたのは高校の文化祭。
バンプの天体観測とhideのMISERYを、全員初心者から2カ月で曲をマスターして文化祭に出たのが始まりでした。その時のバンド名は「鬱勃(うつぼつ)トゥーマウス」。2カ月間没頭したよ、って意味ですが、死ぬほどダサいですね。
さて、最近花粉がやばいですね。目が痒くて鼻がむずがゆくて頭を取ってしまいたいほどです。ちなみにひろゆきが言ってたんですが、死にかけるまで息を止めると鼻炎が治るらしいです。
花粉症と言えば、思い出すのが20歳の時に初めて花粉症になった時。
当時バンド活動をしていて、毎週スタジオに入ってたわけですが、ある日バンドメンバーが「花粉症きつい。マジでくしゃみが止まらない」と言ってて、俺とギターのチヒロは花粉症になったことがなく、「花粉症とか花粉に負けてるってことやんな?花粉症になる奴とかホンマに意味わからんわー!w」と花粉症のメンバーを馬鹿にしていたんですね。
そして次の週のスタジオ。俺とチヒロはマスクをしてスタジオに入りました。
「え、どうしたん?」「いや、あの、なんかくしゃみが止まらなくて、、」「なんか目が痒くね?」「そうなんよ、、」「いや、でも俺らは花粉症じゃない」「せやな、花粉に負けるとかありえんよな」
ということで2人同時に同じタイミングで花粉症になったのでした。
いやー、花粉症マジ辛い。
さて今日は本線をちゃんと進めようと思います。
コールセンターを始めてから半年後にようやくTOP層の仲間入りができた私。最初は長期的に続ける気はなかった仕事ですが、やりがいと自分を必要としてくれる環境、あとは高いお給料などもあり、それ以降も続けていくのでした。
ちなみに、アポインターの頃に一度NTTから表彰されたことがあって、内容的には「お客様満足度で最高クラスの評価をもらった」というやつで、聞くところによると10年に一度あるかないかの賞らしいです。
その賞状を見せればどのコールセンターでも間違いなく入社出来ますって言われてて、今でも持っているので、もし職を失っても安心です。
そんなこんなで1年ちょっとアポインターとして稼働していたある日、事件が起きました。
そう、東日本大震災です。
当時は営業活動が全国的に禁止となり、1ヶ月半の間仕事ができなくなりました。勿論そのタイミングで募集している会社も全然なく、仕事も見つからないまま1ヶ月はほぼプータロー状態。曲を作ったり、ミリオンゴッドを打ったり、ギター練習したり、緑ドンを打ったりしながら2ヶ月近くが過ぎ、コールセンターの仕事に復帰した矢先に、「湯浅君、来月からU-MXっていう新しい会社に出向になるから、よろしく」と言われ、よくわからないまま新しい会社での仕事が始まりました。
そこで出会ったのが今ラストワンマイルの社長、清水さん。
清水さんが営業部長で、自分は最初アポインターとして稼働していました。1ヶ月目に30人中1位を取った自分に、清水さんから「責任者やらない?」と声をかけられたんですが、バンド活動も活発な時期で、責任者になる気も全くなかったので「嫌です」と回答。それでも清水さんが「シフトも自由でいいし、お給料も日給13500円にするから」と引き下がらなかったので、「シフト自由でバンドに支障が出ないならいいです」という条件のもと、責任者になることに。
そして責任者になった初日。何もわからないまま、席に座ってると電話機が鳴っている。「電話取って!」と言われてよくわからないまま受電。相手はNTTのカスタマーセンター。「はい。湯浅です。」「NTTカスタマーセンタ〇〇です。顧客情報お伝えします。Pの〇〇〇、、、」「ちょっと待ってください。そのP番号というのはなんですか?」「あ、P番号わからなければ電話番号でお伝えします。03-〇〇、、、」「ちょっと待ってください。その電話番号を聞いて僕はどうすればいいんですか?」「、、、えーと、そちらで顧客データを確認してほしいんですが、、そちらは株式会社〇〇であってますよね?」「すいません、僕はこの電話がどの会社の電話かもわからずに出てます。僕は湯浅です。」「、、、かけなおしますね」
電話を切られる。俺に電話を取らせたのが悪い。
そして今度は受注が上がってきたので、「とりあえずこれ読めばいいから」と前確トークを渡され、よくわからないまま前確に入る。
とりあえずトーク通りに全部進めて終話し、よしっ、初前確OKにできたぞ!と思ってパソコンに情報を入力していたら、足りない情報があることが判明。お客様に再度電話して、「すいません!先ほどの湯浅です!一つ聞き忘れたことがありまして、、」とヒアリングし終話。入力を進める。また不足している情報が見つかる。「度々すいません!先ほどの湯浅です!もう一つお伺いしたいんですが、、」終話して入力を進めるとまた不足している情報が見つかる。「本当にすいません!湯浅です!もう一つだけ聞いていいですか?」この辺でお客様も不審になる。入力を進める。また不足している情報が見つかる。電話をかけなおすも着信拒否。
初めての前確は、何も教わらずに、とりあえずやってみた(やらされた)結果、不審でリトライ。
何度も言うぞ。
みんな、恵まれた環境でよかったな、、、
まぁでもこういう環境で育ってきたからこそ強くなったのかもしれない。
みんなにも一回シルバーリストかけてみてもらおうかな。