コロナで見えた、本質

今日はコロナで見えた本質についてお話ししていきたいと思います。

いつの時代も、追い込まれた時こそその人の本質が見えてくるものです。僕は、今回のコロナについてはメリットもあったと思っていて、偽物をあぶり出してくれた、不要な文化に気づかせてくれたという側面があると思います。

勿論、コロナで命を落とした人、生活が苦しくなった人も多くいるわけで、起きてほしかったとか、起きて良かったというわけではなくて、起きてしまったという事実は変えられない中でも、良い未来に繋がる部分もあったと感じているということです。

 

本質が見えない

昔、子供のころは「テレビに出てる人はすごい」とか、「政治家は偉い人」と思っていました。

実際以前は本質を隠しやすく、都合の悪い部分は権力でなんとかできた時代なので、子供じゃなくても本質が見えにくい時代でしたが、今は違います。

情報の多様化、情報量の増加、発信のしやすさなどから、そう簡単に問題を隠したり、隠蔽したりすることは難しくなってきています。

それでも、今も多くの問題に蓋をし、事実を捻じ曲げている人も多くいます。「記憶にありません」と言って、忘れるという古典的な方法を使う人もいますね笑

 

そんな中、コロナによって追い込まれたときに、やはりいろんな人の本質が見えてきました。

困っている人に手を差し伸べる人、自分のことばかり優先に考える人、お金のことばかり言ってる人、新しい未来創造に向けて動いている人。ただ周りにすがって、自分の力でなんとかしようとしない人。

こうなると、「今後付き合っていくべき相手」というのが判断しやすいので、自分としてはありがたいなと思っています。それは自分にとってメリットがあるかないかという話ではなく、信頼できる相手なのか、今後良い未来を一緒に作っていくことができる相手なのか、という基準での話です。

 

無駄な風習

そして、日本は良くも悪くも風習、文化を大切にするお国柄。

勿論、過去から学ぶべきことはたくさんあり、守っていくべき文化というのもあると思いますが、中には不要の産物も少なくありません。

例えば、ただ上司が一方的に話していて、生産性のない定例会議とか、とりあえず全員会社には出社して仕事をするもんだから、在宅ワークは推奨しないとか、各地域で行われてきたイベントの中でも、とりあえず今まで続いてきたからやっていたけど、実際は誰かに相当な負荷がかかっていたり、毎回赤字になっていたりとか、そういうイベントもあったと思います。

そういったものを、本当に必要なものは何か、削れる部分はないかを考えるきっかけになったのは、コロナが要因だと思います。

変化していかなければ、生き残っていけない。ものすごいスピードで世の中が変化していっている時代なので、古い体制から抜け出すには、今がチャンスだと思います。

 

今だからできること

国民一人に10万円が支給されます。実際自粛になってからはお金を使わなくなって、支出が減ったという人も多いと思いますが、10万円の支給がなされ、会社によっては休業補償があり、誤解を恐れずに言うと、働かないけどお金がもらえる、という環境になっているわけです。勿論そうじゃない人も多いと思いますが。

もし今立ち止まって考える時間と多少なりの余裕があるなら、自分がこれから何をしたいのか考え、今だからできることをやってみてはいかがでしょうか?

僕も、今回YouTubeの配信を開始したり、新しいジャンルの事業に取り掛かったりしています。未来を考え直し、思い切って舵を切る良い機会だと思って、ひたすらに動いている状況です。

 

【まとめ】

今回のコロナで世の中は良くも悪くも大きく変化していますが、結局はこの時間をどう使い、どう行動するかがすべてだと思います。お話しした通り、本質が見えたことで付き合う相手や無駄を減らすための判断には良いタイミングなので、自分自身の身の振り方も含め、この機会にいろいろ考え、思い切って行動してみてはいかがでしょうか。