アフターコロナ 世界はどう変わっていくのか?

今日はコロナ後の世界について、どうなっていくのか、我々はどうするべきかをお話しします。

ようやく全国に向けた緊急事態宣言が徐々に明け、5月末までにはすべて解除される見込みになりました。感染者数もかなり減ってきており、一旦は落ち着いてきたように見えます。

ただ、かなりの確率で第二波は来ると言われていて、ウイルスの変異などもあるので、コロナとの共存を考えていかなければいけないと思います。

 

日本経済の現状

現時点で日本の経済がどうなっているのか。

結論、一部の業界を除き、ほとんどの企業がかなりのダメージを受けています。特に外国人観光客をターゲットとした観光業や、クラスターが発生したことで一気に風当たりが強くなったライブハウスやイベント関連は壊滅的な状況です。

そのほか、そもそもの人出が減り、営業時間の短縮を余儀なくされた飲食店も、デリバリー系がうまくいっている店舗以外は軒並み厳しい状況。

また、政府が推奨しているリモートワークですが、実際のところリモートで仕事ができている人って全体の10%にも満たない状況です。

自分が経営する会社でも、一部はリモートでやってもらっていますが、やはりすべてをリモート化することは難しいのと、「ずっとリモート」というのは難しく、たまに出社して業務をしなければいけないような状況です。

 

これから仕事はどう変化するか

これは自分の予想ですが、「ある程度元の状態に戻る」と思っています。

評論家や多くの有識者が「リモートワークが増える」とか「在宅ワークが増える」とか、「仕事のスタイルは大きく変化する」と言ってますが、正直多くの企業がそんな簡単に今までのやり方、文化を捨てて新しい取り組みを始めるかというと、そうは思えません。

特に日本は良くも悪くも変化対応が遅いというか、文化に縛られている人、企業が多く、コロナの感染者数のをFAXで回収しているようなレベルです。

勿論、変えていく必要はあると思うし、非効率なことが多いのは事実。でも、それ以上に「変化が面倒くさい」とか「お金をかけるのが嫌」という人が多いのも事実であり、時代の最先端を行くベンチャー企業と海外は、思いのほか今までの状況に戻ると思います。

 

個人単位での変化

結局、組織や仕組みはあまり変わらないというのが自分の予想ですが、だからといって「じゃあ僕たちも特に何もしなくていいんじゃない?」というのは違います。

どんな時代でも生き残るのは強靭な肉体を持った種ではない。変化に強い種が残る。

今の日本の、古い文化に囚われた状況は、危険です。

個人単位では、副業などによる収入の多様化や、リモートでできる仕事、業種への切り替え、プログラミングや動画編集、WEBマーケティングなどのスキルを身に付けるなど、行動をしたほうがいいです。

今回のコロナ騒動で分かったと思いますが、国はあなたを守ってくれません。会社も、守ってくれるところとそうじゃないとことがあります。なので、自分の身は自分で守るしかないんです。

 

【まとめ】

今回はコロナ後の世界についてのお話でした。

結局、企業や組織は大きく変化はしないが、個人個人は変化対応についていけるように今から行動すべきだと思います。

各業界、まだまだ厳しい状況ですが、今後に向けて今から行動していきましょう。